
自分、最近はあんまりギター音楽聞かないんですが、この人だけはホント虜にされました。
Jeff Beck
よく三大ギタリストの一人とか言われますが、孤高の存在。
ポールロジャースが言ったそうです。
「ロックギタリストは2種類しかいない、Jeff BeckかJeff Beck以外かだ」プッ(笑!
スーパーギタリストとか超絶テクを売り物にしてる人とかも沢山いるんですけど、もう「ギターを使った表現者」として君臨している唯一無二の人でしょう。たまたまギターを持ってるだけって感じ?早く弾こうが、アクロバットしようが足下にも及ばないとしか言えない。
人によって色々な意見があるとは思いますが、自分的ベストはこの「Wired」。 jeff Beck が Jeff Beck になった最初のアルバムではないでしょうか…
いわゆる「フュージョン(変な言葉!)期」といわれる時期の2枚目に当たる本作は、Blow by Blowより、どちらかというとジャズ寄りで物凄い緊張感の漂うアルバムです。特に一局目の「Red Boots」は凄い。ドラムのNarada Michael Waldenの凄まじい事…4分ちょっとの曲ですが…言葉が無い、ホント表題通り「聞いてくれ!!」チョ〜カッコいいよ!
Jeff本人も言ってますがJan Hammerからの影響は強烈だったらしく、ソロの取り方、フレーズの選び方が普通のギター弾きとは全然ちがう。真似なんてとても無理。というか真似した所で何になるの?と思っちゃいます。Youtubeの動画でライブ映像が幾つか見れますが、どうやって弾いてるのかさえまるっきり解らない…ストラトに付いている物は全て使って表現するそのスタイルは誰にも似ていない。
ホントに自分がプロじゃなくて良かったと思うよ。こんなの聞かされたら路頭に迷うと思う。自分はどうしたらいいのか、と問いただされてしまう。ペケペケ弾いてるだけでよかった(笑!
そんなJeff本人もJimi Hendrix に言われたらしいんだけどね。
「ブルースを弾くお前はサルより退屈だ」って(笑!それがきっかけになったらしいんですけどね。
近年、ライブアルバムが出てますが、「これが還暦超えた人間のギターか!?」っていうぐらい凄いですよ。ちょっと前のライブアルバムに「Over the Rainbow」が収録されたんですが、涙が出そうになりました。ホントに美しい…。
一番最初に書きましたがクラプトン、ペイジ、ジェフを三大ギタリストって言いますが(ジミを含めて四大ギタリストとしないのは何故?)自分的には
Jimi Hendrix , Jeff Beck , EDGE(U2)が三大ギタリストかな〜。
いや、まてよ、SRVもいるし、最近聞いたAndy Timmonsも凄かったし、Edeyも結構好きだし、Garyも好きだし、SouliveのEric Krasnoも大好きだしな〜…選べないや。