2009年5月26日火曜日

これを聞け!(4)Wired


自分、最近はあんまりギター音楽聞かないんですが、この人だけはホント虜にされました。

Jeff Beck

よく三大ギタリストの一人とか言われますが、孤高の存在。
ポールロジャースが言ったそうです。
「ロックギタリストは2種類しかいない、Jeff BeckかJeff Beck以外かだ」プッ(笑!
スーパーギタリストとか超絶テクを売り物にしてる人とかも沢山いるんですけど、もう「ギターを使った表現者」として君臨している唯一無二の人でしょう。たまたまギターを持ってるだけって感じ?早く弾こうが、アクロバットしようが足下にも及ばないとしか言えない。

人によって色々な意見があるとは思いますが、自分的ベストはこの「Wired」。 jeff Beck が Jeff Beck になった最初のアルバムではないでしょうか…
いわゆる「フュージョン(変な言葉!)期」といわれる時期の2枚目に当たる本作は、Blow by Blowより、どちらかというとジャズ寄りで物凄い緊張感の漂うアルバムです。特に一局目の「Red Boots」は凄い。ドラムのNarada Michael Waldenの凄まじい事…4分ちょっとの曲ですが…言葉が無い、ホント表題通り「聞いてくれ!!」チョ〜カッコいいよ!
Jeff本人も言ってますがJan Hammerからの影響は強烈だったらしく、ソロの取り方、フレーズの選び方が普通のギター弾きとは全然ちがう。真似なんてとても無理。というか真似した所で何になるの?と思っちゃいます。Youtubeの動画でライブ映像が幾つか見れますが、どうやって弾いてるのかさえまるっきり解らない…ストラトに付いている物は全て使って表現するそのスタイルは誰にも似ていない。
ホントに自分がプロじゃなくて良かったと思うよ。こんなの聞かされたら路頭に迷うと思う。自分はどうしたらいいのか、と問いただされてしまう。ペケペケ弾いてるだけでよかった(笑!

そんなJeff本人もJimi Hendrix に言われたらしいんだけどね。
「ブルースを弾くお前はサルより退屈だ」って(笑!それがきっかけになったらしいんですけどね。

近年、ライブアルバムが出てますが、「これが還暦超えた人間のギターか!?」っていうぐらい凄いですよ。ちょっと前のライブアルバムに「Over the Rainbow」が収録されたんですが、涙が出そうになりました。ホントに美しい…。

一番最初に書きましたがクラプトン、ペイジ、ジェフを三大ギタリストって言いますが(ジミを含めて四大ギタリストとしないのは何故?)自分的には

Jimi Hendrix , Jeff Beck , EDGE(U2)が三大ギタリストかな〜。
いや、まてよ、SRVもいるし、最近聞いたAndy Timmonsも凄かったし、Edeyも結構好きだし、Garyも好きだし、SouliveのEric Krasnoも大好きだしな〜…選べないや。

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2009年5月25日月曜日

おつかれで〜す

本日は〜(酔っぱらい)tomuさんとDEEさんとモナコグランプリが終わるまで飲んでました〜。
ヒッさしぶりにラムなんか飲んじゃって、酔っぱらいモードです!
表彰台のライコネン久しぶりに見ましたね。なかなかな内容でよかったです。
ギター弾きながら、色々ダベレて楽しかったです!また今度やりましょう!今度は事前にお知らせしますので、どうですか関東圏のお仲間達(関東圏に限らないけどね。出張とか旅行の時はご一報を)!なんだったら泊まっててもいいよ〜。床で雑魚寝だけど…ネコにマーキングされたりして〜。

あのね、打ち間違いが多くてなかなか進めないので、この辺で終わりにします。

「たまには飲んじゃったりするのも、いいことね〜」的な…

2009年5月24日日曜日

これを聞け!(3)Head Hunters


まあ、今更自分が紹介するのもバカバカしいぐらいメジャーな存在なんですが、こいつです。
「首刈り族」
Herbie Hancockはあまりにも有名なジャズピアニストですが、自分には究極の「音楽オタク」で「当たらしもの好き」というふうにも見えます。たぶんスクラッチも世に広めたのはこの人なんじゃない?マイルス一派の出ですよね?セリカの男さん?
ジャズのいい所も継承しつつ、常に新しい物も追究している、ホントに「音楽バカ」というのが一番あってんじゃない?

アコースチィックの解説はセリカの男さんに任せるとして…!
自分はこっちの方を…
実はジャズで初めてミリオンセラーを達成したアルバムなんですって。
Slyの登場でファンクが広まった時に、たぶんHerbieもやりたくなっちゃったんだと思います(笑!手っ取り早くヘッドハンターズをそそのかし(完全に自分の妄想です。詳しくは知らない(笑!)作ったのがこのアルバム。ジャズ寄りのファンクを聞きたいとなったら必ずここから入るんじゃないかな?
自分は母親が持ってた(笑!母はモダン&アコースティックジャズが好きでハービーの名前で買ってきて「間違えた」って言ってました(笑!

のっけの「Chameleon」…
あまりにも有名なベースライン。シンセベースだと思うんですが、こんなシンプルでいいんだってなぐらいシンプル&ワンパターンでなんと15分強の曲!だけど全く退屈じゃないんだよね〜。またテーマがカッコいい!バンドでやると楽しいっすよ。ドラムフェチとしてはこのハーヴィーメイスンのドラムも大好き!なんていうのかちょっと転びそうなというか、つまずきそうなスネアがなんともファンキー!自由に、気軽に、ノリでという感じがかっこいいです。

2曲目の「Watermelon Man」
ライブの映像を見た事あるんですが、頭の笛のような音を瓶に息を吹き込んで作っていて、瓶の中身を飲んでチューニングする所から入る演出がカッコよかったな〜。
この曲もこの手の音楽やってる人にとっては定番中の定番!よく、やる曲に困るとこれをやってました。Chameleonはベースが退屈になっちゃうんですよ。アレンジしちゃうと「Chameleon」じゃなくなっちゃうんです。なので延々と同じフレーズを弾く事になります。それに比べてこっちはちょっとマシ(笑!最近いろんな所でカバーされてますよね。

全部で4曲なんですが、「sly」「vein Melter」もそれぞれカッコいいです。

全体的にゆるく聞こえるんだけど、同時に緊張感も凄くでてると思うんですよ。そこがジャズらしいのかな?

自分はHerbieのソロの展開が大好きで、聞いた事のない曲でも「あっこれHerbieじゃない?」って解るぐらい。ピアノのことは全然わかりませんが、本来、音色に個人差の付きにくい楽器だと思うんだけど、それで個人の特徴がでるのは凄い事だと思う。HerbieやMilesやJacoぐらいになるとジャズを聴き倒した人間じゃない自分でも「あっこれは!」っていうぐらい個人が出てる様な気がします。そういう人はやはり「巨人」となるんでしょうね。
Mt'Fuji Jazz Fesの時にHarbieが出て来た途端「神〜!!」と叫んでた酔っぱらいが居たな〜。

最近HeadHuntersのライブが出ましたが、あれは別ものでした。
しかし!TMスティーブンス大好きな自分はこれはこれで十分かっこいい!豪快なスラップ!
サックスもかなりカッコ良かったな〜、誰なんだろ?
特にWatermelon Manは自分たちがやってたアレンジとベースが同じような感じに弾いてたので、改めて自分たちのベースはカッコ良かったなーと思いました。懐かしい。

とにかく敷居の低い(?)ジャズとしても、カッコいいインストファンクとしても聞けるので未聴の方は是非!!自分は無人島に10枚CDもってくなら、これがその内の1枚になります。


2009年5月14日木曜日

My Guiter

DEEさんに刺激されて自分もアップしますよ〜。まず一本目、っていっても現存するのが2本しか無いんですけどね〜後はバラバラになっちゃってます。

コイツは高校の時の同級生からもらった得体の知れないストラトモデル。
もらった時は黒ボディー黒ピックガード、ゴールドパーツという構成でしたが、とにかくクオリティも含め全然弾きたいと思わせない奴でした。ネックのシェイプも好みじゃないし、パーツ類はダイキャストだし、ガリもでてノイジーで…いい所が殆どない。何年も放置してました。
しばらくして(10年近く放置してたのかも)またバンド活動することになって初めてこんなのあったな〜と思い出して使えるようにいじっていきましたが、そりゃ大変でした。
ボディー材?解りません(笑!ベニアじゃなくて良かった。でも安物には違いありません。テカテカ光りつつも木目が浮き出てる最悪のフィニッシュだったので、適当にガリガリ、ゴリゴリ…黒だったらいいんです。ボディーとネック以外は全取っ替え。ブリッジはゴトー、ブリッジの駒はグラフテック(コイツはいいですよ〜弦が切れない!)コントロールは1V1T、余った穴にキルスイッチを付けてます。これでレスポールみたいにスイッチング奏法が出来るかと思ったんですが、配線を微妙に間違えてて使った事がありません。セレクタは5Wey、ストラトを使う意味ってフロント&センターのハーフトーンにあると思ってますので。ソロはフロントかリアを使いますけどね。ピックアップはセイモアダンカン、型番は忘れた。フロントとセンターが同じもの、リアがそれよりもワンランクハイパワーの物にしてます。ストラトのリアって使いづらいんですよね〜。アンプのセッティングを間違ってフロントで合わせちゃうと、演奏中リアに切り替えた時に「ペケペケ」になっちゃうんですよ。なので一回りブーミーなものに変えてます。
トレモロは自分にとっては必需!アクセントになるのでちゃんと使えるようにしています。バネは3本。実はストラトのあの「音」ってバネが影響大なんです。お尻に貼ってあるステッカーは友達のバンドのもの。よくタイバンでやったバンドなんですが、相当にカッコいいんですよ〜。ドラムのエイジ君が最高!大好きです。自分の車に乗った人間は必ずといっていいほど聞かされてると思います(笑!

裏にはジェフベックのアルバムがずらり…ただ好きなだけです。
ストラップはディマジオ。ネジでくっ付けるタイプでステージで絶対に外れないようになってます。肩の部分もナイロンでよく滑り、ポジションを変えやすいので気に入ってます。

ネックは相当削ってカタチを整えてます。好みに変えるというより、塗装を剥がして、カタチを「マトモ」にしただけ。それぐらい酷いもんでした。見てもらうと解りますが、材自体がいい物じゃないので(濃い茶色の部分が多いでしょ)ホントは変えたいです。ただ出来のいいネックに変えれば音が良くなるかといったら必ずしもそうとは限らないので、余裕のある時に変えてやろうかな〜。
ヘッドもリシェイプ。ペグはゴトーのマグナムロック、ナットはグラフテックにしています。性能では一番です。弦がよく滑るのでトレモロを使う人はこれにしましょう!音が狂いにくい!素材は丁度アソシとかのカーボン混入パーツに似ています。

ペグに全然弦が巻いてないでしょ。下からイモネジで弦をロックしてるのでチューニングが狂う要素がこれで一つ減る訳です。しかも、ただ弦を張るだけでロックするんですよ〜。優れものです!


2本目が弟のオリジナルストラト。これはボディーを四角い板の状態で買って来たものです。それをリーマーを使って切り出して…。結構大変な作業ではあります。ボディーの丁度中心辺りはボール盤が届かないので難しいんですよ。これはボディーがマホガニーの単版(今となっては結構希少かもしれません)ネックはシェクターのものだと言う物。
ブリッジは近年、ウィルキンソンに変えました。作ってるのはゴトーですけど。これはなかなかいいです。物凄くスムーズで質量も最小限でアーム自体のガタも無し!使ってて楽しいです。
ピックアップはEMGのSA。コントロールはストラトと同じです。EMGって近年人気ないんですよね〜。ビンテージギターがブームになってからは、ヘビメタ君かスティーブルカサーぐらいしか使ってないんじゃない?(笑。ノイズは全く出なくかなりのハイパワー。良くも悪くもEMGの音ですかね。ただ自分の考えではステージで使いやすいのが一番だと思うんですよ。そういう意味では最強かもしれません。PAの人に「ちょっとノイズなんとかなりませんか〜」とか言われなくて済むし、トラブルの心配も無いですから。

ペグはスパーゼル。これもロック出来るんですが、ちょっと重いのが難点。それ以外は機械として完璧です。そうそう、さっきのもそうですが、ストラトってヘッドに弦を押さえるパーツが付いてるでしょ。だけど2本とも使ってません。というか使わなくても大丈夫なように、ペグのポストの高さが6弦から1弦に向かって低くなってるんです。それによってナットにかかるテンションを整えてます。こういう部分もチューニングの安定に貢献しています。
ナットはさっきのと同じグラフテック、指板はエボニーの極厚!今はあんまり見かけませんね。エボニーのストラトネック。それとポジションマークがサイドにしかありません。これもすっきりしてて大好きです。
一番最初に付けたのがテレヘッドのネックだったんですが、今イチだった所に行きつけの楽器屋で見つけたネックがこれだったんです。たしか無理矢理弟に買わせたんじゃなかったっけ?
フレットはジムダンロップの物にリフレットしています。自分でやりました。フレットの端を見てもらうと丸く角をとってあるでしょ。こうすると格段に指運びが良くなります。50万クラスのギターになるとこうしてあります。
楽器屋で良く作ってあるギターを見分けるのにはこのフレットの処理を見るといいですよ。ネックの角を指の第二関節あたりですーっとなでてあげれば直ぐに解ると思います。レスポールはこの部分に元々バインディングがしてあるので、問題ないですけどね。

最後にピック。何処にでも売ってるフェンダーのディアドロップのミディアムです。ちょっとコードを旨く弾かなきゃいけない曲の時にティンを使いますけど、後は殆どミディアムです。下の小ちゃいのは何だろ?どうしたのか忘れた。早弾き専用みたいな奴ですね。自分は全然使いません。
ピックは「何処にでも売ってる」っていうのが大事!特殊なのを使っちゃうと、いざという時に手に入らなくて大変な事になりますから。ジミーペイジは絶版のピックでしか弾けないそうで、メンテナンスを担当している人が、見つけた所では必ず買い占めてるそうです。
それから買う時は最低でも一度に10枚は買うようにしています。その時も1枚1枚チェックしてソリの無い物をよって買います。どうしてまとめ買いかというと、ロッドによって違うような気がした事があったので、1枚だけ違うって言う事にならないようにしてました。今となっちゃそんな事気にする事もないですけど。

色々書きましたがホントはあんまり拘りは無いんです。
ギターもピックも「弾きやすい」が一番!
使いにくいギターを弾けるほど腕がありませんからね。

2009年5月13日水曜日

僕の考えてたものが〜

みんなあ〜kimihikoさん見た?
デフプレート磨き…あれはイイ!欲しい!!
これで機械回しだったら最高なんだけどな〜。
自分はギアで回す物を考えてました。
みんな昔やりませんでした?外周りがギアになってて、内側に小さなギアを入れて、そのギアに開いてる穴に鉛筆入れてぐるぐる回すと奇麗な模様が出来る奴…。あれと同じように出来ないものかと考えてましたが、下に押す力とかその辺の辺りで煮詰まっちゃって作れませんでした。
同じ様な事考えてる人はいるもんですね。

妄想〜こんな感じでやってます


まだまだゆるい感じですが、こんな感じで進めてます。
今回はどこぞのチームをコピーするのではなく、オリジナルカラーで行きたいと思ってます。
イメージは

「自分がオーナーとして走らすならばどうするか?」

って事で妄想やってます。ホイルが多分オレンジ色になるので基本オレンジベースかな、とも思ってますが、まだまだ細かい所は煮詰めてません。
これからは多少時間が割けそうなので、じっくり考えます。

2009年5月3日日曜日

どうしたんだべイビー…

今日は休みました。もう鏡を見るのが嫌なくらい目の周り真っ黒…1日ぐらいなら休めそうだったので、昼寝して、家族でお出かけして、実家で夕食ごちそうになって…

若い頃バンド遊びをした人間なら、「サマータイムブルース」とか「レモンティー」とかは一度は演奏した事のある邦楽ロックだと思うんですが、中でも一番メジャーなのが「雨上がりの夜空に」だと思うんですよ。初見のバンドマンとかでもとりあえず合わす事ができたし、ライブでもみんなで歌えて盛り上がるし、それほど難しくないし…。自分も散々演奏した覚えがあります。当時はそれほど好きじゃなかったんですよ、RCサクセション。衣装も派手すぎるし、それほど技術的に高い訳じゃないし、ストーンズが見え隠れするパフォーマンスもなんだか馴染めなかった。でもヤッパリ人間成長すると、なんていうのか「味」っていうのか、「粋」っていうのか、そういうのが理解できるようになってくるもんで、やっぱり認められる人間はすごいな〜と思うようになりました。そうすると歌詞やメロディーも心に響いてくるというか、いい曲沢山書いてるんですよね〜。自分でCD買って聞き倒すことはしませんでしたが、ラジオやテレビで時折流れてくるRCの曲はやっぱり「ロック」しててカッコいいんですよ。
普通、若い頃突っ張ってるロッカーが丸くなるとかっこ悪く見えるもんですが、清志郎は歳をとるにつれ、肩の力が抜けた、いい味の活動してて、単純に「カッコいい大人」に見えました。
特に印象に残ってるのが「原子力」の事を歌った曲が発売元が発電所設備がらみの所で販売出来なくなった時のエピソード。詳しくは忘れちゃったけど骨のある事をカッコつけずに、大げさにせず、淡々と面白く話してた。あと、テレビの企画もので井上陽水とのライブパフォーマンス。かっこ良かったな〜。

それとこの絵本。
子ども達に散々絵本は読んでやったけど、この絵本は清志郎が翻訳してて、言い回しが独特で面白かった。「ちくしょー」とか「ごきげんだぜ!」とか…。なかなかいい絵本です。

今日の夜のニュースで清志郎が死んだのを知りました。
ガンが再発した時も前向きに治療して行くぜ!みたいな感じにしてたので、かなりショックです。とても残念です。なんて書いていいのか…悔しい。くやしい。
絵本の最後に、
「おいらはバッドキャット悪いネコ、ザマーミロ ゴキゲンな毎日をかぎつける冒険の旅をずっとつづけよう!」…涙

きっとこれからも、エレキを初めたばかりの中学生、高校生は「雨上がりの夜空に」を演るんだと思う。そうやってみんな「RCってやっぱカッコええ!」って思うんだよ!

今日は飲んで寝よ…