2009年11月20日金曜日

インディー野郎にレースのお誘いっていっても自分は出れませんが…

tomuさんの所でインディーカーを使ったレースのお話が載っています。
自分は子供のミュージカルの一週間前なので参加出来ませんが、
殆どドロームの車で出れると思うので是非ご検討を!!

2009年11月14日土曜日

world Drome 2009 report(3)〜0.1秒の無情、しかし…

夏開催なら、タイムを狙うなら2日目の朝というのが定説だったんですけど、今回は時期のせいで朝一は路面が濡れています。しかも4ターンの出口まで。
乾く時間を考えるとおそらく最終ヒートの勝負になりそうです。っでことで自分なりに2日目の予定を立ててみました。

4ヒート目
昨日問題となったリアハブの緩みとリアシャフト回りの確認、指数190を超えてのモーター温度。
5ヒート目
前ヒートで問題が起きなければリップスポイラーの変更と手持ち最長のギア比、指数200越えを試す。
6ヒート目
結果、一番タイムを狙えそうなセットでアタック。

と考えました。

4ヒート目
あまりよくありませんでした。というのも4ターンを回った所で水に乗って外に膨らんでそれを押さえようと左にハンドルをコジり姿勢を乱して失速、再スタートが中々ウマく出来ず、4ターンの下からホームストレートにかけて本戦合流した時に水たまりを走行。タイムも平凡。ピットに帰って来てボディーを外してゲンナリ、砂だらけ!
今回は最初から気になってたんですが、かなり埃っぽい様に感じたんですけど、皆さんはどう感じました?rusty#2さんとは1日目に話してたんですけど、やはり使ってない施設だからしょうがないんでしょうね。
感想としてはまだまだスピードが足りないのと、車は余裕がありそうだったので5ヒート目に冒険する事に決めます。

5ヒート目
用意してきたリップスポイラーの中で一番ハイトの低い物を装着、ギアも72×69で指数203!考えうる限りの目一杯をセットしてアタックします。しかしまだ路面は乾き切ってなく、不安も残ってましたが、タイムを刻めていない自分は最終ヒートでこういった冒険をしづらい。車の感触はよかったので「大丈夫だ」と言い聞かせて勝負しましたが…
撃沈。
不安定でマトモにラインをなぞれず、おまけにボディーまで外れてタイムアップどころかトコトン追い詰められました。さてどうするか?予想するカットラインは8.5〜8.6、あとコンマ7も詰めなければなりません。

まず最初から使っていたリップを高さにして約2ミリ低くカット、再スタートを繰り返してしまったので温度が上がったのかもしれませんが、ちょっと怖かったので指数を72×67の197に。

最終ヒート
今年はAファイナルが目標じゃなかったし〜、とか言い訳を思い浮かべながら腹くくって最終ヒートに出ます。
スタートして直ぐに前のヒートとは感触の違う車を感じました。スピードも今まででは一番感じます。アタックラップもそこそこ決ってタイムは…8.7!ぐあ〜ラインがバッチリ決ってれば〜!しかしここに来て初めて2分間マトモに走りました!気持ちよかったな〜。カットラインまであと0.1秒、一昨年散々だった車に最低限の手直しを加えたにしてはまあまあの結果なんじゃないの?操縦台で弟とマトモに走った事を大喜び!なんつったって走ってる姿はカッコ良かったからね〜。とりあえず今年の目標であった「車の基本的な方向性の確認」は上出来。

結果、Aには進めませんでした。ポールのrusty#2さんから0.4秒、たとえAに残っていたとしても勝負にはならなかったでしょう。それよりも構想2年以上、製作?月、殆どの部品を自作した車が、中々の好走をしてくれた事が何よりも嬉しい!まだまだ先は長いですが今後につながる「Bメイン」だったと思います。

決勝に向けて準備を…後から考えると自分で動力回りを検証しなかったための「無知」が、このあとの結果を招いたんですけど。
まず、各部のチェック、ベアリングの交換&洗浄。最終予選の後、モーターの温度をチェックするとかなりの温度になってました。相当負荷をかけてしまった様で心配だったので分解&給油をして動作チェックを…

煙がモク〜!!!?

なっ、なんだ〜!?凄い異臭の中、頭はパニック。よく見るとセンサーコードをつなぎ忘れてます!なんてこった〜(涙:ビンボウドロームの今回はスペアのモーターなんて用意してません。買うしかね〜な〜と泣きながらピットを歩いてると、そこにまじんさんが立ってました。「モーター焼いちゃったよ〜」と抱きついたら、「これ使って!」って即答でモーターを貸してくれることに!
この時、まじんさんがホントに「森のクマさん」に見えましたよ〜!おかげで安心して決勝に出れます。借り物なので指数は大人しめにしないとな〜っと92×63の185にセット。後は楽しく決勝を走るだけです。

決勝
なんと、前はてくぽんさん。なんでここに?そういえばピットの前を通るたびに修理に明け暮れていた印象だったな〜。話を聞くと受信機だけで3台使ったそうです。
これは掛川の再来なるか〜?なんてリラックスしながらスタート。なかなか決ったんですが、事もあろうか!てくぽんさんをイン側に弾いちゃいました!自分で自分に「なにやってんだよ〜」と思いながら4ターンを立ち上がってくると、今度は外にふくらんだラインを修正しようとハンドルこじってっていうリピートみたいなスピン&ジャンプ!罰あたったね、完全に。幸いリスタートは直ぐに出来たのでどうやら2位で周回できてる用です。車は完璧とは言えませんが、そこそこの状態。去年のインディーのようにラインを10センチぐらいでコントロール出来る車が理想ですが、そこそこのラインで走れてました。トップの方は圧倒的に早く、2分ぐらいで周回遅れに。そうこうしてると、どんどん自分に背後から指示が飛びます。いつの間にかスポッターが増えていってる!?リタイヤした方々が自分に指示を飛ばしてくれているのです!みなさん有難う!特にヤバい場面もなく淡々と3分が過ぎたホームストレート、突然のスピードダウン!?あっれ〜どうして?またリアハブ緩んだか?それとも…。
終わっちゃいました。楽しいレースの時間が。

最終結果とか全然気にして見なかったな〜。それほど貪欲じゃなかったってことですね。てくぽんさん、決勝すいませんでした!てくぽんさんはBで走るのは本意じゃなかったろうな〜。次回はAでブイブイ言わせましょうね!

ピットに戻って原因を…モーターだよ〜!ど〜ぢで!?指数わざわざ落としたのに〜…まじんさんに土下座すると、「指数落としたからだよ〜」と言われちゃいました。そのへんの知識が圧倒的に足りませんでした。勉強不足が結局痛い出費に…。今後勉強しますです。

自分中心で書くとこんな感じかな〜!?
リップで走れるメドも付いたし、今後の問題点も何となく解りました。いや〜いい「テスト」が出来ましたよ〜!今後に期待してください!

次回、車の紹介と今回のドロームの感想ってことで、っどっすか?

2009年11月12日木曜日

world Drome 2009 report(2)〜この部屋はなんなんだ!?

今までで一番穏やかな状態で一日目を終える事が出来ました。
決してトラブルフリーで過ごせた訳でも、タイムがよかった訳でもないのですが、いい感触だった事がよかった。明日はいける所まで追い込めると、前向きな気持ちで居られます。
なにしろこれまでのドロームの一日目は、どの年も酷いもんでした。初年度、2年目はノーコンの嵐、3年目はストックカーのトラブルでメチャクチャ。それから考えると今年はちょっとしたトラブルで済んでるので、本当に順調です。この状態で「順調」と言っちゃうのが問題なんでしょうね。

レフトハブはかなりのトルクで締め込んだつもりでした。初日はスチールシャフトを使ってたのでそれが原因かも?と疑い、ちょっとでもタイムアップを狙うべくカーボンシャフトに変更。リア周りを分解、再度組み立てていくと、どうもベアリングの回りが重たい。モーターマウントを加工した時に余りにもキッチリ加工したので、ベアリングを圧迫、そのせいで回りが重たかったようです。ハイトアダプタを紙ヤスリで削り、何とか解消。しかし、突貫で作ったメインピボットが付くプレートはちょっと剛性不足でモーターマウント回りの剛性が足りないように感じます。流石にサイテルで直せる問題じゃないので目をつぶって精度に注意しながら組み直し、ハブ回りの分解は右側を緩めることで対応。どうもモーターマウントの見えない部分のネジが一本緩んでいて、モーターマウントがゆがみ、レフトハブに触って緩んだんじゃないか?という判断に落ち着きました。作業はこの辺でおしまい。ほんと今回は「あがかない」ドロームです。

しっかしひっきりなしに人が出入りしてる部屋だったな〜。去年と同じ間取りで人数は2人少なかったので、だいぶ楽に過ごせるはずなんだけど、なぜか喫煙率の高いドローマー、次々と来ては煙草をスパ〜と吸っていくから部屋は真っ白!みんなtomuさんの持ってるアナリシスが目的で次から次へと車を持ち込み「あ〜良い所ですね〜」とか「これは大人げない!」とかやってました。そんな人たちを横目に作業に没頭。DEEさんも車を持ち込み整備。しまいにはヤマ編まで来てダベってました。これもドロームの良い所。
しかし平和な夜だったな〜奥さんから電話があるまでは!家では大問題がおきててシコタマ怒られちゃいました〜。帰ってからのフォローが大変だったよ!

明日はタイムを詰めるべく、色々チャレンジするぜ〜!と思いながら布団に入り即死。tomuさんに馬乗りで起こされるまで瞬間移動、楽しみな2日目を迎えました。

2009年11月11日水曜日

ドロームレポートの最中ですが

今までNHKの番組「songs」を見てました…
前から大好きな井上陽水が出てたんだけど、
いつも連れてるメンバーがすごいんすよ。
久々にバンド演奏聞いて感動した。

「傘がない」は大好きな曲なんだけど、
この収録の演奏は最高〜!
今剛のソロはゲイリーも真っ青な、泣き泣きの甘い音色。
ソロ聞いて涙出て来たの久しぶりっす。
あ〜あ録画しておけばよかった!

18日に第2部が放映。見なきゃなっ!

2009年11月10日火曜日

world Drome 2009 report(1)〜気持ちの整理と現地入り

今回のドロームを迎えるにあたって、
「自分は何をしたらええのや?」
と悩む事が多く、目標を定められず困っておりました。いろいろな事からとても新車を起こす事は出来ず、何も動き出せない状態が続きました。
結局の所、無事開催が発表されホッとしたのは事実。なにより継続された事は本当に意味のある事だったと思います。今回ヤマ編が開会の時にも言ってましたが、この不況の中、開催する事に意味があるのでは?と自分でも思っていました。もちろん現実としてお金のかかる事、このご時世では難しい事も沢山あると思います。しかし!そんな時こそ明るい「何か」が必要だと思うんだよな〜。
自分たちも例年に比べて掛けれるお金は確実に少なく、色々な面で皆さんに泣きついて無駄な出費を抑えつつの参加でした。

去年のインディークラス制覇の牙城を守るべく、ダブルエントリーも考えましたが、全く新しい物を2台分揃えるとなると…今の自分にはちょっと荷が重い。出来ればあんまり手間をかけず(現地でね)にやりたいインディーだったので、ある重鎮の意見を聞いて納得、今年はストックカークラス一本で行く事に決めました。
大体まだ予選でマトモに走ったのが一回しかない大枚叩いた車が眠っているので、アイツに日の目を当ててやりたかったので車も決定。何処が悪かったのかは大体把握していたつもりなので少々のブラッシュアップで参戦する事にしました。
今回はそれよりもスケールアップの方で貢献したかったので、ボディーのグラフィック起こしが4枚、塗装が2.5枚、お手伝いが1.5枚とそちらに集中!ほんとにやりがいのあるデザインばかりだったので楽しかったんですが、事前に左手をケガしたのが痛かった。マトモにパソコンも使えず、ジリジリする事ばかり。時間ばかりが過ぎてしまい、結局例年と同じ状態です。車のブラッシュアップは弟に任せ、何とかマトモに使える様になった左手でせっせとボディーを塗って気が付けば前日(笑!メカ乗せを徹夜でしての出発でした。

11月開催ということで心配していた寒さも両日とも暖かいとの予報(弟と一緒だと全然安心は出来ませんが)土曜は予報通り晴天&温暖な天気、これは走る事に集中できそうです。

車の仕上がりは中々!機械工作に慣れている弟の作業は指定通りでバッチリです。特にタイヤに関しては脅威の仕上がり!それだけで好走を期待してしまいます。去年からの反省で車とプロポのセットもある程度していたので安心してフリー走行に挑めます。下に降ろしたらハンドルが反対に切れるなんて事は今回は絶対許されません(当たり前ね。
しかし、ブラッシュアップの効果が本当に狙った通りの効果を発揮するのか?マトモに走る車に仕上がっているのか?そんな事は走ってみなければわかりません。なにしろリップです。クリアウイングではありません。何が起こるかなんてわからない車です。猛烈に緊張しました。
フリー走行時は4ターンが夜露でウエット。それも緊張を増幅させます。

そしてフリー走行
普通以上に慎重にスタート。低速域はちょっと安定感に欠けますが、裏のストレートまで行くとドシッと安定して来ます!

「これはマトモに走れる!」

感動と緊張で手が震えます!濡れてる4ターンも平気。嬉しかったな〜!一昨年の問題点をちゃんと当てれた事、自分の狙った通りだった事が嬉しかった。安定して走る自分たちの車を運転するのはいい気分です!だけどちょっとトリムが右にずれてます。裏のストレートで直そうとした時、緊張して震える手が言う事を聞かず3ターンでクラッシュ…やっちまった…やってしまいました!右前足とシャーシの一部を破損。特にシャーシはスペアなんてありません。幸い剛性に影響している部分ではないので、グズグズになったシャーシの一部を切り取り、右足を応急処置。タイムは到底Aには届かないレベルだったのですが路面が乾かなそうなので、セットはそのまま、予選に望みます。

予選1回目
自分はフリー走行の延長のつもりで挑みます。車は治ったのか?それだけが解れば良しと思いながらスタート。ところが裏のストレートの真ん中でスピン&舞い上がりダイブ!治ってませんでした。右前足のボールエンドが簡単に抜けて走行不能。悪いリズムに陥りそうです。ピットに戻ってボールエンド&ボールを新品に交換。予選2回目に備えます。

予選2回目
初日の内にある程度メドを立てておかないと2日目はやれる事が限られてしまいます。指数もちょっと上げでスタート。よかった〜フリー走行の時のフィーリングに戻ってます!しかしアタックラップに入って3ターンを回ると何故だか失速!「やべっ!モーターか?」と疑いながら車を止めました。車を引き上げて眺めるとなんとリアハブが緩んでます(涙!Qtecのコレットハブは精度の面では非常にいいものでしたが、かなり締め込みをキツくしないと抜けてきそうです。自分の車はリアタイヤが68mm弱もあるので、多分遠心力&重量も大きいのだと思います。多分タイムも平凡、ちょっと焦りが出て来ました。

予選3回目
簡単な手直しと指数アップ、レフトハブをしっかり閉めて挑みました。速度はそこそこ、車は安定、ドライブするのが楽しい〜!しかしっまたも失速…どして?チャンと締めたよ?またも左ハブが緩みました(涙:タイムアップするもBギリギリ。

今年はそれほど順位にはこだわらず、この車はどうしたら走るのか?自分の卓上の理論は果たして合っているのか?を見極めたかったのでそれほどタイムには執着してなかったのですが、思わず好走して欲が出て来ました。

「是非ともファイナルに入りたい!」

レフトハブが緩む原因を探るサイテルでの時間がはじまるのです。

2009年11月9日月曜日

World Drome 2009 無事終了!

ドローム参加の皆様。お疲れさまでした。

みんな更新が早くてビックリですよ。自分なんて帰りの車でも即死。家に帰っても即死!疲れて何も出来ませんでした。まっ、程よい疲労感でしたけどね。

また今年も皆さんに合えてほんっとうに良かった。今回は安堵感の方が大きいかもしれません。
レポート関係は時間のある時にゆっくりしますよ。今回もタップリネタはありますからね。写真は1枚もないですが(完全に忘れてた!)…。

それにしても、やっぱりドロームは特別な空気を感じれるイベントでした。最高!