2008年10月18日土曜日

インディ決勝〜やっぱ何事も「人間力」ですか。

やる事やってその場に臨むというのは、いい意味での緊張をうむものです。
北島康介も言ってたでしょ、「不安にならないための練習」だって。
何年か前までバンド活動をしてたので、その頃を思い出します。
練習でしっかりした物が出来ていれば、本番は緊張を楽しめるというか。
反対に何かやり残した事があると、急に本番前に不安になって力が出せない。

不思議と不利な状況にも関わらず、変に「やってやるぞ〜」とか「がんばらなくちゃ」と考えることもなく、ホント純粋に後は楽しむことに専念できる気分でした。手が震えることもなく、ただただスタートに集中します。
車出しの時に下に降ろすかどうか聞かれたときも冷静にスタートの事だけを考えて「そのまま置いて下さい」と言えました。トリムはバッチリ合っているはずです。おかしかったら走行中に直せばいいんです、と「やりきった覚悟」がそう思わせます。自分のインタビューも人のインタビューも耳から耳に抜け、レースの展開を予想します。

自分の考えた展開は、
おそらく博士さん、tomuさん、自分の三つどもえなると考えました。今日の予選からポールのミ○ワさんは安定力を崩しています。博士さんに先頭に出られるとおそらく追いきれない、という事はスタートを決めてトップ、もしくは順位をキープしてオープニングラップを回ってくるしか無い。あとは向こうの方が速いんだから抜かれるのを覚悟でバトルを楽しむ!博士さんさえ押さえればその展開にもっていける、スタートを決める、スタートを決める、スタートを…
本当にいい緊張状態でした。

※ココからはマ○ダさんの撮ってくれたDVDを見ながらです。もう30回は見たね!
でも、レースの展開はほぼ覚えてた通りでした。にしてもこのDVD良く撮れてます!どのクラスの決勝もバッチリ楽しめました。

オン ザ トーンのコールの後、ブザーでスタート、車を降ろさなかった事でタイヤのグリップはバッチリです。直ぐに左手は「グー」状態。理想的なラインでターンに入って行けます。博士さんもtomuさんも押さえる事ができました。すると直ぐにミ○ワさんが裏のストレートでクラッシュ。ホントビックリ!早くも3台だんごの展開です。(クラッシュは予想してませんよ、ミ○ワさん。あれはどうしたんですか?)
ほぼグリッドと同じ間隔のまま三台でターン4を立ち上がってくるインディーカー、この展開に最高に興奮しました。しかし非常に冷静な自分もいました。後はこの状況を楽しむだけです。変な欲も遠慮もありませんでした。自分の全力を出し切るだけです。2〜3周回ってみると車のスピードもほぼ互角に仕上がっている事に気づきました。決勝に向けモガイた甲斐がありました。自然と「たっのすぃい〜」と叫んでいます。
そこからさらに3〜4周すると、なんと2人が離れて行くではありませんか!!あれ?どうして?3人でガチンコ勝負の予想が意外な方に外れます。こうなったら自分のラインだけに集中です。気を抜いたり余裕が出来たりは決してありません。視界の角には2台が常にあります。横の二人が「ウッヒョウ!」とか「ヒャッホウ!」とか言うたびに視線を動かしそうになりました。
この辺りからバックマーカーをパスしていきますが、DVDにもありますし、決勝後のインタビューでも言ってますが、自分が巧かったんではありません。抜かさせてくれたバックマーカーの人たちが巧いんです。みなさん完璧に、ご自身のポジションも落とす事無くラインをあけてくれています。自分はただライントレースを心がけるだけです。レースで今までトップを走る事など滅多に無く、トップメインでは当然始めて。こんなに優遇されてるなんて!
最後の2周まで全く緊張することなく、スポッターのおさわりさんの的確な指示にしたがいながら我が道をひた走ります。途中、MCの声で後ろが近づいて来た的なコメントにも惑わされる事も無く、「いつかは追いついてくるでしょ」ぐらいに思えてました。残り時間も気にならず、ただただ操縦を楽しんでいる、最高の時間でした。
ところがMCの「この周がファイナルラップになるでしょうか!?」の言葉で現実に!!ターン2から裏のストレートでふらっとブルーラインの上に!(この瞬間はマジで焦りました)手が巧く動きません!ターン3、ターン4とフラフラ走り、時間も微妙!「もう一周回ってください!!」おさわりさんの指示でもう一周慎重に回ります。うそだろ?自分が勝つの?自分が勝っていいんですか?ホントにいいんですくぅあ!?正直軽いパニックでした。



終わってしまいました。
ホント楽しかった、インディーに関しては初日から通じてずうっと接戦、お互いニコニコ笑いながら、牽制し合い、相談し合い、切磋琢磨した結果が「お互いに楽しむ」ということにつながって…。
また、みんな喜んでくれたのが非常に印象的でした。
tomuさん、博士さんも自分のように喜んでくれたし!
結果、自分が一番でゴールしましたが、だれが勝ってもおかしくない、大接戦だったと思います。勝ったのは自分ですけど!フフフッ。
来年も同じような展開で楽しみたいっすね。出来れば全車そろってやり合いたいですね〜。


総括その1:楽しむためには、妥協しないこと!

これに尽きます。
ココまで突き詰めて組んだシャーシも今まで無いし、ボディーも自分で「カッコいい」と思えるレベルまでは仕上げられました。言葉ではよく聞く事を身を持って知る事ができました。

総括その2:「人とのつながり」を大切にね!

前にも書きましたが、いろんな人々に影響を受けながら進んで行く事がどれだけ効果的か!皆さんから受けた影響力に感謝です。




そういえば自分、2日目をほとんど裸足で過ごしましたが、絶好調のつもりだったのは頭だけで体には相当な負担がかかってました。足が熱くてたまらなかった!眠りたかったんですね〜体が!決勝後、撤収を手伝った後数人と食事をし、箱根の仙石原に家族を迎えによって帰路についたのが10時過ぎ。正直、小田厚はヤバかった!どんな眠気覚ましも効かず、1.5秒に1回はまばたきし、車線をまたぐのもしばしば。ホント最後は「人間力」っすね。「あと一回車線またいだら車止めて休もう」と気を入れ直し、子供の寝顔見て気持ちだけで眠気を押さえ込んでやっと帰りましたよ!


5 件のコメント:

. さんのコメント...

かなり出遅れましたが…

優勝おめでとうございます!

詳細な描写で、楽しく、かつ感情移入しながら読ませて頂きました。
結果はわかっていてもドキドキしましたよ。

RM弟さんのサイトで車紹介をみましたが、作り込み具合が半端じゃなくて、なんともこれマネできるような根気と技術じゃないな…と。


それでは今後もblogの更新を楽しみにしております。

あと、勝手ながらリンクをはらせて頂きました。

zipblitz さんのコメント...

先ほどのコメントに名前が出ていませんでした…
失礼致しました。
zipblitz

おかのみず さんのコメント...

『人間力』でまけたぁ~orz

でもRM兄さんが最後の最後まであきらめないで努力(悪あがきともいう)してたのを知ってるので潔く負けを認めます(^^;
でも2,3位争いは雄叫び上げるほどたのしかったぞっと(笑

TOMU橋本 さんのコメント...

イヤッホ~~~~
と通り過ぎる!!

RMbros兄 さんのコメント...

zipblitzさん

目標はzipblitzさんのブログでもあります!
どうしたらあんなに面白く書けるの?

おかのみずさん

くう〜俺もやりたかった〜!!
DVD見ても凄いねあれは!
ホイルとホイルがぶつかる「バキっ!」まで入ってるじゃないですか!
後から「それなら少し抜けばよかったじゃん」て言われますが、そんなことできますかあ〜?

tomu橋本さん

おぬしまで〜〜。